今日から4連休のマレーシアです。嬉しすぎるー!!!
実は娘が通う中華学校、第一土曜はお休み(普段は土曜日も学校あり)そして祝日+振替休日が重なって4連休なんです。はぁ〜朝5時台の目覚ましから解放されると思うと、ホッとしますねぇ。。。^^
さてさて、ここ数週間は学校視察・住まいさがし・入学手続きなどのサポート業務が続いているのですが、やはり学齢期のお子さんを伴っての方がほとんど。で、皆さん一番気になるのが「インターの入学基準」なんですね。
▪️英語が全くできないとインターには入れない?!
日本の教育を受けて来られたお子さんは、ほとんどが「英語力ゼロ」の状態。
ペナンでは、英語ゼロでは受け入れ不可なインター、学年を落としたりESLを受講しながら受け入れてくれるインター、それぞれ半々です。ただし、受け入れ可能なところもプライマリー(小学校)まで、という条件付き。これはセカンダリー最終学年Year11で受験する統一試験(イギリス式IGCSEなど)まで年数に余裕があり、小学生から始めれば英語・学力共に追いつけるだろう、という学校側の判断からです。
▪️それじゃセカンダリー以上は英語力が無いと入れない?
プライマリーまではゆるい基準で受け入れているインターも、セカンダリー(中高)からは一定の英語力が無ければ入学は許可しない、という学校が殆どです。授業内容も学年があがるごとに高度になるし、統一試験まで5年しか無いので基準が厳しくなるのも当然ですね。以前の記事にも書いた通り、最悪は日本でもイギリス式でも高卒資格無し、という事態にも…入学テストの内容も、セカンダリーからはぐんと難しくなる傾向です。
でも実は、セカンダリーでも英語力無しで入れるインターがあるんですね。で、本題に入るわけですが…
▪️セカンダリーから入れるインターは…要注意?!
前述のように、セカンダリーから英語力ゼロでの入学は、学校側・生徒側の双方にとって高リスクを伴います。それでも受け入れる学校側のスタンスとしては…
①英語・学力共に、統一試験でハイスコアを取れるレベルまで生徒を引き上げる自信がある
②来るもの拒まず、英語・学力は自己責任
ぶっちゃけ、このどちらかじゃないでしょうか(笑)
①だったら、信頼できそうですね。一見。でも学校側も商売ですから、マイナス面は言いません。
表向きは①のように謳っていても、実質は②のように「自己責任」かも…?
だってどんなに素晴らしい教師・カリキュラムが提供されたとしても「本人の努力次第」なんですから。そして先生たちは条件が良ければ途中で他校へ転職しちゃうかも?責任?授業はしっかり行いましたよ、と言われるのがオチかも?
なので、ちょっとタイトルは挑発的でしたがw、お伝えしたいのはそういうインターが悪いと言ってるワケじゃなく、
「リスクを踏まえた上で、自力で頑張る覚悟を決めて入学しましょう!」
ということなんです。
時々「学校は責任を持って、英語ができるまで面倒みてくれるんですよね?」という質問を受けます。
多分、通っていらっしゃる日本の学校が、自信と責任感のある素晴らしい学校なんでしょうね。でもそれを聞くたびに、日本の先生たちは本当に大変だなぁ…と、私は思ってしまう。もしMangoが教師の立場だったら「学校にばかり押し付けないで、ご家庭でも努力してくださいね」と言うと思います。そしてインターは「英語をマスターする学校」では無く、「英語で全ての教科を学ぶ学校」ですから…。
もちろん疑問や意見があれば学校にどんどんぶつけるべきだし、不安な中でこの学校だったら大丈夫という「確証を得たい」気持ちも分かります。でも、その確証は誰も与えてくれません。自分たちで少しずつ築いていくしかないのです。Mangoも我が子たちの教育が本当にこれで良いのか、未だ確証は持てていません(苦笑)
・・・・・・
余談ですが、先日ご案内したワクワクのお客様のご友人(帰国子女)曰く「簡単に入れるインターはウラがある!」との情報も(笑)
この “ウラ” っていうのは、お国柄にもよるでしょうし一概には言えませんが、まぁやはりペナンもある意味ウラというかそれなりの理由はあります。ブログには書けないので、学校視察ツアーの中でこっそりお伝えしております…^^;
すみません、今日はちょっと辛口なことを書きました。
子どもたちの無限大の可能性を信じて、引き続き精一杯サポートさせて頂きます!