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インター校の色別チーム『ハウスカラー』

8月が年度始めのインター校は、まもなくTerm3(3学期)が終了。どの学校も、学期末や年度末はイベントが盛りだくさんです!

インター校には 『ハウスカラー』 という学年を超えた縦割りの色別チームがあり、学校にもよりますが4〜6色のチームに別れます。入学時に自分の所属カラーが割り当てられ、これは卒業するまで変わりません。ペナンのインター校では、体操着のTシャツや制服のネクタイが所属カラーになっています。

スポーツデー(運動会)や各種イベントの際にハウスカラー対抗でポイントを競ったり、また普段の勉強の中でもちょっとした事でハウスポイントが得られ、自分の活躍が所属ハウスへ貢献する事になり、生徒たちのモチベーションUPにつながる仕掛けです。

*ちなみにインター校のスポーツデー、日本の運動会とは全く違ってゆるい雰囲気。長距離走・短距離走・リレーなどで勝敗は競うものの、基本は『子供たち自身が楽しむため』のイベント。日本は『保護者に成果を見せる』のも大きな目的なのでしょうか。(組体操など危険な競技は今すぐに禁止してほしいと切に願います)

息子の通うインター校は今日がTerm3最終日で、『House Shout』という年度末恒例のイベントが行われました。Red・Blue・Yeallow・Green 4カラーの色別対抗応援合戦です。文字通り自分たちのハウスカラーをShoutします!それぞれ思考を凝らしたパフォーマンスで見応えあり、先生や生徒はもちろん親たちもノリノリ♪ 使う音楽も洋楽で70年代〜最新ヒット曲まで幅広く、子供たちの成長を感じながら今年も楽しく盛り上がりました。

1年分のポイントにこのパフォーマンスポイントが加算され、今年は息子の所属するYellow House の勝利!!

優勝チームは、夏休み明けの新学期にご褒美が待っています。ボーリングだったり、大きな公園へ行ったり、アイスクリームが食べられたり…ハウスカラー制度だけでなく、普段から週に1回の表彰制度『Star of the Week』など、インター校には褒めて伸ばす仕掛けが本当に多くて関心します。

ただしインター校の成績表でベタ褒めされても、親はそれを鵜呑みにしてはいけません!
冷静に子供を分析し、教師のコメントが100%真実なのかを見極める必要があります。でないと、後になって、え?!という事態にもなりかねません…(経験者:笑)

でも、子供は100%鵜呑みにしてOKじゃないかなー。褒められて自信を持って、さらにやる気UPで良い気がします。調子に乗るんじゃないか?と心配する親御さんも居ますが、意外と子供自身は冷静で、自分の実力を知っていることも多いです。それでも褒められると嬉しいもの。大人でもお世辞でも嬉しい事、ありますよね(笑)

さぁ、明日から長〜いホリデーの始まり。
新学期開始の8月下旬まで、それぞれの国へ帰るお子さんが多いです。我が家は中華学校へ通う娘のホリデー時期が全く異なり、また7〜8月は仕事の繁忙期でもあるので遠出はできず。息子にはかわいそうなのですが、ちょこちょこショートトリップして楽しみたいと思います♪