マレーシアから世界とつながる

パーティも多民族スタイルなマレーシア

昨夜は仕事で、ペナンの観光地やアトラクション関係団体のパーティへ出席してきました。

会場はG Hotelのボールルーム、受付で登録後はロビーで主賓の到着を待ちます。
この間は知り合いにご挨拶したり、新たなビジネスチャンスを求めて名刺交換したり。

主賓の到着が音楽とアナウンスで知らされ、各テーブルへ着席。この時点で7:00pm。
関係団体の方々のご挨拶が続き、日没の時間と同時にムスリムの方々へデーツ(ナツメヤシの実)がサーブされました。(デーツは日中の断食後、食前に数粒食べる習わしです)

テーブル上のメニューはアルコール一覧。別途支払って注文スタイルですが、私のテーブルは数名がムスリムだった事もあり、誰も頼んでいませんでした。

ディナー開始時間が「ブカプアサ(断食明けの食事)」に合わせてあったり、来賓のご挨拶でもラマダン期間中のムスリムに配慮する言葉が多かったです。

人が多くて撮影できなかったのですが、お料理はブッフェ形式。マレー・中華・インド・ウェスタンそれぞれを取り入れた内容。もちろんハラル対応で、お肉は宗教に関わらず食べられるチキンとマトンでした。

デザートのフルーツカービングが美しい!


主賓と写真に収まるゲストの皆さん。ドレスコードはセミフォーマルで、ビジネスパーティという事もありシンプルな装いが多かったです。私は数日前から何を着て行こうかとソワソワ落ち着かなかったのですが、やはりマレーシア。デニム姿でカジュアルな方も複数いらっしゃり、ホッとしたのでした。

(写真はiNPENANGサイトより)

各人種や宗教に配慮したり大変だろうと推測しますが、主催側もゲスト側もこういった事に非常に慣れていますね。今回はラマダン中という事もあり、特に様々な配慮が感じられました。さすが多民族国家マレーシアだなぁと感心。

スピーチは全て英語で。公用語はマレー語ですが、ペナンで多民族が集まる大きなビジネスの場では英語が使われる事が多いです。今回の歴史的な政権交代についても、多々触れられていました。

実は人見知りでパーティは苦手なMango、人一倍緊張しながらも頑張ってお話しして来ました。帰宅後はグッタリ…(苦笑)。きっと、こういうのも慣れでしょうね。私は友人に預けて出席しましたが、子連れの方もちらほらいらっしゃいました。

次世代の子供たちには、臆さずパーティに出席できる日本人に育って欲しい!そのためにも語学は最低限、宗教・慣習の知識や社交術も必要ですね。多宗教の国民に加えて多くの外国人が暮らすペナン、それらを身につけるのに最適な場所だなと改めて実感したのでした。

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