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【MM2H】承認スピードアップの為の特別対策本部設置

2018年9月以来 承認作業が止まっているMM2H の状況について、提携エージェントSHL International(MM2H) Sdn. Bhd. との定例ミーティングにて情報が入りましたのでお伝えします。概要は以下の通りです。

○MM2H承認作業スピードアップの為、観光省はタスクフォース(特別対策本部)を設ける事を発表

○タスクフォース編成は入国管理局・警察庁を含む政府機関からの代表メンバーが加わり、3月にセットアップ開始〜7月までに完了する予定

○このタスクフォースが処理にあたる事で、現在受領済の申請分3727件の全てを4ヶ月以内に完了する予定

○ 既に 3727件の内894件が承認の為に内務省へ引き渡されており、セキリュティ審査後に承認される見込み

↓上記情報を裏付ける内容が昨日付の地元紙にありました。

このタスクフォース設置によってどの程度早まるのか未知ではありますが、何も動きがないよりずっと良い!弊社のお客様も昨年からずっと承認待ちなので、1日も早い作業のスピードアップを望みます。

なおこの発表は、たまりかねたマレーシア全土の正規MM2Hエージェントが「遅延による影響」を訴え、それを受けての発表と見られるそう。

↓こちらはMM2Hエージェントの陳情に関するニュース

(要訳)

○2018年6月〜のMM2H承認数は300〜400件のみ(通常は年間6000件ほど)

○2018年9月に突然 MM2H承認が保留されてから、未承認申請は4000件にまで達している

○政府はMM2Hエージェントと1月に会議を行い、今後の承認プロセス作業は内務省へ移行すると伝えられた

○通常は4〜5ヶ月で承認されるところ9ヶ月保留のケースもある

○この大幅な遅延により、顧客からはエージェントの資格や誠実性が問われてしまう事態である

○申請者とエージェント以外にも、承認遅延による影響は個人消費の低下、海外送金や旅行業界の機会損失など、国全体に影響している

○規約変更についても(政府から)何ら説明がない為、承認されるかどうかに関わらず引き続きMM2H申請を行っている状態

提携エージェントSHL International(MM2H) Sdn. Bhd. 担当者によれば、この「タスクフォース編成の人選」に関して、後ろ盾となる各政党などが複雑に絡みあい揉めている様相?とのこと。新政府に変わってから税金やVISA関係など様々な変更が生じていますが、国の過渡期にあたっている現在、少々忍耐が必要かもしれませんね…。MM2Hをお待たせしている皆さまには大変申し訳ありませんが、いましばらくお待ち下さい。また新たな情報が入り次第、UPします!