フェーズ移行による一部の州での教育機関再開について、在マレーシア大使館からのメール連絡を転記します。マラッカ・クランバレーでは11月1日から段階的に登校再開となります。ペナンはフェーズ3へ移行しましたが、全学年での登校再開対象にはなっておらず、まだ少し先になりそうです。
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●10月17日、教育省が、一部の州の「国家回復計画」段階移行に伴う教育機関の運営について発表しました。なお、本発表を受けての各学校における学校再開の予定については、各学校に直接お問い合わせください。
●教育機関の運営は、「国家回復計画」の段階移行日から2週間後に次の段階に移行する。
●ケダ州及びクランタン州は、10月31日から第三段階のSOP。ペナン州、ペラ州及びサバ州は、11月1日から第三段階のSOP。
※当館注:第三段階のSOPでは、教育省管轄の幼稚園、中等学校6年、国際試験対象者等の通常登校に加え、中等学校5年は分散登校。
●マラッカ州、クランバレー地域(スランゴール州、クアラルンプール、プトラジャヤ)は、11月1日から第四段階のSOP。11月1日から、小学校1年から3年並びに中等学校3年及び4年の対面授業再開。11月8日から、小学校4年から6年並びに中等学校1年及び2年の対面授業再開。
●教育省に登録されている私立学校にも適用。教育省に登録されていない学校にも奨励。
○各州で状況は異なりますが、一部地域では新型コロナウイルス感染者数が引き続き高値を維持しており、入院病床の逼迫等も報告されています。このため、今後の感染状況の推移やマレーシア政府による措置、また病床の状況等に関しては、最新の情報に常にご注意いただくとともに、感染状況がさらに悪化する可能性も念頭に、ご自身、ご家族の安全の確保に努めてください。当地における新型コロナウイルス感染状況についてはこちら(https://covidnow.moh.gov.my/)を、規制内容等の詳細についてはこちら(https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/my_seigen.html)をご参照ください。また、感染した場合など、ご不安な場合は当館までご相談ください。
○不要不急の外出は控え、今後も、SOPの順守に加え、人混みを避ける行動や、適切なマスクの着用、うがい・手洗いの励行など、基本的な感染症予防対策に努めてください。
○現在、外務省はマレーシアに対して「感染症危険情報レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」を発出しています。詳細は以下を御確認ください。
外務省海外安全ホームページ:マレーシア
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_017.html#ad-image-0
当館ウェブサイトページ
https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/newinfo_31032020.html
○また、サバ州東海岸のうち、サンダカン、ラハ・ダトゥ、クナ及びセンポルナ周辺地域に危険情報「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」が、サバ州東海岸のうち上記「レベル3」発出以外の地域(タワウを含む)に危険情報「レベル2:不要不急の渡航は止めてください」が発出されています。
○在留邦人、渡航者の皆様におかれては、引き続き、マレーシア関係当局及び各種メディアから、最新の情報を入手するよう努めてください。各州政府が独自の規制を行っている場合もありますので、お住まいの地域の状況について、報道や各州政府ウェブサイト・SNS等を通じ、御自身での情報収集に努めてください。
(現地公館連絡先)
〇在マレーシア日本国大使館
住所:No.11, Persiaran Stonor, Off Jalan Tun Razak, 50450 Kuala Lumpur, Malaysia
電話:(03)2177-2600(代表)
ホームページ: https://www.my.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
〇在コタキナバル領事事務所
住所:No.18, Jalan Aru, Tanjung Aru, 88100 Kota Kinabalu, Sabah, Malaysia
電話:(088)254-169
ホームページ: https://www.kotakinabalu.my.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html