政権交代後からいろいろ動き出し目が離せないマレーシアですが、在住ジャーナリスト野本響子さんが東洋経済オンラインに寄稿した記事をご紹介します。
【マレーシアの歴史的政権交代はなぜ起きたか】
現地マレーシア人、そして様々な形でマレーシアに関わる専門家日本人の方々の考察が、分かりやすくまとめられておりとても参考になります。
実はMangoのコメントと、先日掲載した BEYOND MALAYSIAの選挙に関するブログ記事リンクも掲載していただいています。専門家の中で、私のような一外国人の言葉に説得力があるかどうか分かりませんが、今回の選挙の様子は何としても日本の皆さんに知って頂きかたったので、光栄です!
その他、新政府関係のニュースをいくつか。
『6%だったGST(消費税)を、6月1日より0%にする』と昨日政府から発表がありました。
「GST廃止」ではなく「0%に」なので、折を見て復活の可能性も?と深読みしたくなりますが、掲げた公約通り。しかも2週間後から施行とは…新政府、まずは最初の信頼をしっかり掴めますね。
昨夜10:15pm頃〜今朝未明にかけ、家宅捜索が行われた模様です。
さらに複数ある邸宅やコンドミニアムにも捜索が入っており、今後汚職について追訴される見込みだそうです。
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新政府、仕事が早い!これから様々な事が起こるかと思いますが、政府だってトライ&エラーで良いと思うんです。ダメならまた変えていけばいい。(振り回されて大変な方もいるかもだけど…)でも何もしないで国民の不満が募るより、ずっと良いです。
選挙に対するマレーシア人の姿勢、そして普段のマレーシア人との何気ないコミュニケーションからも、私は多くの事を学んでいるなぁと改めて感じています。マレーシアには『日本をさらに良い方向へシフトするためのヒント』がたくさんある事に気づいたので、これから少しずつ記事にしていきますね!