マレーシアから世界とつながる

実はオススメ!移住前の生活オリエンテーション

先日、とあるご家族からの依頼で「生活オリエンテーション」のツアーを実施しました。

この Mさんファミリーは、アジア・オセアニア各国を下見でまわっていて(素敵♡)、ペナンも移住先候補の一つとのこと。ご要望に合わせて、こんな感じでアレンジしました。

*Mさんは仕事で海外経験豊富な方なので、普通のスーパーなどは案内を省略。
まずはジョージタウンへお迎えに。ホテルを10:00に出発です。

①ジョージタウンの CHINA HOUSEとその周辺
この辺りは毎年行われるアートの祭典「George Town Festival」の拠点とも言える場所。
美術関係のお仕事をされているご一家なので、周辺に点在する壁画も交えてアートや画廊のご紹介で訪問しました。

②モーニングマーケット
ペナン生活に欠かせない市場での買い物。活気のあるアジアの台所で味見させてもらったり、実際に買い物も体験してもらいました。

③オーガニックショップ
オーガニック製品はどの程度入手できるのか? 値段は日本と比べてどうなのか?
品揃えや品質も、実際にご自身で確認していただきました。

④日本語通訳が常駐している病院
海外生活において、医療の充実も欠かせない大きなポイント。
清潔で近代的な設備、日本語通訳が24時間態勢で電話に応じる、という点に安心されたご様子でした。

⑤飲茶のお店でランチ
11:00過ぎと遅めの入店だったため点心の数は少なかったのですが、
中華系住民が6〜7割と言われるペナンの本格ローカル飲茶は、ぜひ一度は召し上がって頂きたい!
他店もいくつかご提案した中から、選んで頂きました。

⑥日本人会館
高齢のご両親を伴っての移住計画とのことで、日本人会でのイベントやサークル活動なども気になるポイント。
この日は残念ながら会員の方は不在でしたが、係の方がコーヒーをサーブして下さって見学がてらに休憩。緑の中にある日本人会館はホッとする空間です。

⑦MM2H向けサポートサロン
街の中心部にある会員制サロンへお邪魔し、高齢者向けのサポート内容などをチェック。
こちらでもイベントやサークル活動が盛んな様です。

⑧Gated Houseエリアへ
安心して住めるバンガロー(一軒家)やリンクハウス(長屋のように繋がった家屋)をご希望だった為、ゲーテッドハウス(エリア入口に警備員が配置されている一戸建てのエリア)を見学。

⑨オーガニックショップ
③のお店とは別の場所にあるショップへもご案内。
マレーシアはオーガニックショップが充実しており、値段も手頃なのでとても助かります。
 
⑩Batu Ferringhiエリアへ
ペナンで一番のリゾートエリアも見てみたい、海の見えるカフェでゆっくりお茶したい♫ との事で、
海岸沿いの一本道を走ってバトゥフェリンギ地区へ。Mangoイチオシの Lone Pine Hotel のガーデンカフェへお連れし、15:00にツアー終了です。

実はこの生活オリエンテーションツアー、当初は「マレーシアへ移住した後」にご利用いただく想定で企画したものですが、今回移住前に実施してみてこのように「下見の段階でご利用いただく」のも、とても良いなと思いました!その理由は…

・ポイントを絞って半日で効率よくペナン各所を見学できる
・街中をまわることで、実際に移住した際の生活イメージが湧きやすい
・居住に適したエリアを数カ所、見比べることができる
・コンドミニアムと買い物エリアの位置関係や距離が目で見てわかる
・買い物の仕方や値段の相場、その他生活の細かい話をガイド(Mangoですw)に聞ける

学校視察ツアーの道中でも色々お話&ご案内はしていますが、どうしても「ホテル〜学校の通り道にある場所」に限られてしまうし、時間的にも生活密着の細かい案内には足りないんですよね。ここまで幅広くみっちりと、ペナンの隅々まで見て回れるのは「生活オリエンテーション」ツアーならではだな、と思った次第です。

本当にペナンで暮らせるか?いくら「ペナンは住みやすい」と言われても、譲れない条件は人それぞれ違うはず。口コミやネットでの情報も有益だけれど、やはりご自身で確かめることが一番です。学校視察ツアーと同じく、良い点も悪い点も余すところなくお伝えしますよ(^-^)/

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…余談ですが、実はツアー中にMango大失敗が。なんと交通違反でポリスに捕まってしまいました(> <)お客様を乗せている時にです。有り得ぬ。

「Uターンこの先1㌔」の看板 → しばらく走る → Uターンポイント有り → Uターン → ハイ、ポリスがお待ちかね☆

もうね、看板が紛らわしいのなんのって!間違える人が多いからこそ、ポリスも狙って待ってるんでしょうね…(- -;

ツアー中ゆえ、頭の中が真っ白に。質問への回答も、しどろもどろ状態…(苦笑)でも、なぜか今回は袖の下(詳細は☞ こちら!)の「It’s up to you!」も無く…

「罰金RM300ね〜!」

と。ポリスさらっと言うてたけど、それ¥9,000!!
これはいかん…と思い、Mango敢えなく自ら「初・袖の下」支払いました。(今回は泣けなかったw)なんか悔しいな〜と思いつつ、罰金よりは安く済んだのでまぁ良いか…(いや、違反した自分が悪い!)

でも笑っちゃうのが、ポリスの対応。

「今度からこういう時はね、免許証の下にお金を入れてそおーっと渡すんだよ!こうやって…ね!」

と、なんと実演付きでレクチャー!ポリス自ら袖の下の渡し方伝授…!もうペナンてば…♡

Mさんファミリーにはご心配とご迷惑をお掛けしたにも関わらず

「ペナンのこういう一面も見られて良かった」

と仰って下さり、申し訳なくも感謝の気持ちでいっぱいです。まだまだ修行が足りないMangoですが、この様なことが二度と無いよう、運転・お話の双方に神経を研ぎ澄ませて参ります!