世界とつながる生き方をマレーシアから

新天地ベトナムでも大発揮!海外子育ての不安を増やさないとらえ方のコツ

こんにちは。 海外在住足掛け17年のエイミーです(自己紹介は​こちら​)。

香港からベトナム・ホーチミンに引っ越して約1ヶ月が経ち、子どもたちも楽しそうに学校へ通っています。我が家にとって駐在は3か国目、私は留学時代から数えると4か国目になります。

引っ越する度に思うのですが、学校選び、荷物の片付け、新居探しなどの作業は体力と気力がいりますね。「海外だと大変ですよね?」と聞かれれば「YES」。でも、せっかく縁あって来たベトナム・ホーチミン。色々と楽しんでいこうと思い、私が海外生活で普段から心がけているとらえ方があるのでお話しますね。

オペラハウスの前でアオザイを着た女性たち

まず初めに。ベトナムってどんな国でしょう?

「ベトナム戦争があったところ、ベトちゃんドクちゃん、フォー(麺)」。ベトナムって日本で知られているような、そうでないような国ではないでしょうか。

時差は日本より2時間遅れ、南北に細長く伸びた地形で国内での時差はありません。現在私が住んでいる所はホーチミン市で、ベトナムの南部に位置しています。ホーチミンは成田と羽田空港から飛行機で約6時間。気温は年間通して30度から35度。マレーシアにとても似ている南国気候です。

ブーゲンビリアも咲いています

我が家は2年前までマレーシアに5年住んでいて、当時四季があることに憧れのような気持ちを抱いたこともあり、香港に引っ越して「コートも着れるし、ブーツも履ける、お布団にヌクヌク入れるね!」なんて思っていましたが……いざホーチミンで生活し始めたら「半袖にサンダルって超ラクだね、プールも毎日入れる!」と子どもたち。

そして私も「広い空間に太陽、汗をかいた後のビール最高♪」と、南国マレーシアでの生活がものすごく板についていたのが分かりました(笑)

ベトナムビールに揚げ春巻きのサラダ

さて、私たちがホーチミンに来て1番驚いたことは、道を走るバイクの多さ!4人乗り、 逆走するバイクなどなど。マレーシアでもたくさんバイク利用者がいて、逆走のバイクもいましたが、ベトナムはスケールが違いました。

ホーチミン2区の様子

上の写真はホーチミン2区と呼ばれるエリアの大通り。市内と比べると道が広いのでワサワサした感じはこの写真では伝わらないかもしれませんが、バイクだらけです。ちなみに道路は日本、香港、マレーシアとは逆の右側通行。車は左ハンドルでアメリカと同じです。

横断歩道もあるんですが、日本ではちょっと考えられない?!とよく言われている事があります。信号が青になって歩行者が渡るサインが出ていてもバイクはどんどん来ます。「赤だから待つ!」なんて全くナシ。待っていたら永遠に渡れないので、道を渡る時はバイクに気をつけながら「走らずペースを保って歩いて渡る!」が鉄則です。

この状況をどんな風に感じましたか?

「うるさいね」
「怖い」
「混乱」
「カオスだ」
「ひどい」
「大丈夫かな?」
「危険だわ」

我が子も私ももちろん驚いたので、上記の言葉のように感じました。と同時に、別なとらえ方も子ども達に聞くようにしています。すると

「エネルギッシュだね」
「運転のプロ」
「活発」
「すごい!」
「面白い」
「やばいね」

と、こんな風にも感じていることが分かりました。

モノごとって、ネガティブにもポジティブにもとらえられ、どう表現するかで感じ方も変わってくると思いませんか?

海外では日本とは違う、ちょっとあり得ないと感じることにも直面しますよね。「日本はこうだったのに、今いる〇〇国は・・・」と出来事を「日本基準」でとらえ、ネガティブに表現しちゃう事もあると思うんです。

もちろんネガティブ表現がNGなわけではなく、そう感じたことがいけないとか、感じなかったことにする必要はないです。でも、ネガティブの視点で今いる所、起きたことを見たり表現するクセがつくと、頭の中でネガティブアンテナが立ちやすくなり、イライラや不安が大きくなりやすくなります。

そしてお子さんのことも心配になり、声かけも、「危ない!」「ダメ」と、注意が増え、声のトーンがきつくなることも。大人が感じている不安は、お子さんにも伝染するので、お子さん自身も「海外よりも日本がいい」と言い出す可能性が上がりかねません。

「ポジティブにとらえて表現したほうがいい」ことは分かっていても、良くないところばかりに目がいってしまう時ってありますよね。そんなとき、簡単にできるコツがあります。

それは、ネガティブなことを感じたら、取り合えずは感じきる。そして少したったら、ゲーム感覚 で「反対にとらえて言ったらとどうなんだろう?」とほんの少し考えてみる。お子さんにも同じように、「○○の反対言葉だとなんだろう?」というように聞いてみてもいいですね。時間があればノートに書き出すのもオススメです。

これを繰り返していると、事実は同じなのに不思議と見える世界が変わってきます。

海外での子育では保護者、特に母親にとって孤独になりやすい傾向もありますよね。だからこそ、普段からとらえ方を多方面からしてみる練習やクセをつけて行くと、毎日がなんだか楽しくなっていきますよ。

「なんだこれ?」は視野を広げる絶好のチャンス!

ぜひポジティブネガティブ両面をみて、海外生活をエンジョイしてくださいね。


吉田エイミー
心理カウンセラー。東京都出身、海外生活17年目。
洗足学園短期大学英文科卒業、アメリカボストン・レスリー大学卒業、アメリカボストン・ノースイースタン大学カウンセリング心理学修士過程修了。

アメリカでは心理カウンセラー、スクールカウンセラー、日本人留学生アドバイザーとして活動。帰国後は私立大学の学生相談員、日本へ赴任する外国人駐在員ファミリーのサポート業務に従事。マレーシア・クアラルンプール在住時は、教育移住・留学相談、学校見学アレンジ等を行った経験も有り。人種を問わず多くの方から「海外子育ての自信がついた」「可能性が広がった」といった声が寄せられている。