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マレーシア入国時の隔離期間変更について(2020年12月13日)

12月13日、海外から入国後のホテル隔離期間を現行の14日間から10日間に短縮と政府発表がありました。明日12月14日から発効です。

最新データから『感染リスクが高いのは最初の1週間である』と定義したことによる、隔離期間短縮のようです。

“最新の科学的根拠と他国でのデータに基づいて検疫期間の短縮を決定した。他国でも、検疫期間を見直し当初の14 日間から短縮している。イギリス、ドイツ、ベルギーは10日に短縮し、フランスでは7日のみ。

最新の臨床科学データは、検疫後の感染症のリスクが検疫期間の長さに応じて減少することを示している。感染のリスクが最も高いのは最初の1週間である。

14日間の検疫期間は、世界保健機関(WHO)などが、潜伏期間が2日から14日と推定したことを受け推奨されてきたもの。また症状が現れるまでの平均期間は5日間、という研究結果も出ている。“

マレーシア強制隔離について(在マレーシア日本国大使館より)

12月13日付保健省発表において、「マレーシア入国時及び濃厚接触者の隔離期間を、従前の14日間から10日間に短縮する」旨発表されました。現時点での発表はここまでであり、従前13日目に設定されていた血液検査(抗体検査)の9日目要否や隔離・検査費用についての詳細説明はなく、現在確認中です。詳細分かり次第、11月10日時点版である以下の内容を修正します。

●国際入国地点における「要観察者(PUS;Person Under Surveillance)」の取り扱い 

マレーシア入国時、入国者はPUSのステータスとなり、COVID-19検査の受検が必須。受検費用は、PCR検査がRM250、迅速抗原検査キットがRM120(マレーシア人の場合は、それぞれRM150、RM60)。

検査結果陽性の場合は、速やかに病院へ搬送。
検査結果陰性の場合、外国人PUSは、2020年11月15日より、最初の検査、13日目の検査及び隔離に係る費用を、「MySafeTravel」又は「MyQRアプリ」を通して支払う必要がある。

各費用は以下のとおりで、各人はRM4,880又はRM5,010を支払うことになる。(※発表ではこのように記載されていますが、隔離費用RM2,100に関しては、以下B.記載のとおり変動がありえます。こちらのFAQも参照してください。)

   ✓隔離費用:RM2,100
   ✓隔離施設運営費用:RM2,600
   ✓最初の検査費用:RM120(迅速抗原検査)又はRM250(PCR検査)※いずれもスワブ検査
   ✓13日目の検査費用:RM60(迅速抗体検査)※血液検査

上記支払いを怠った者は入国管理局に引き渡され、国外退去の対象となる。
全てのPUSは、入国管理局のLOU審査プロセスを経る必要がある。
追加的な費用負担のもと、強制隔離をホテルにて行うことも可能(https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/newinfo_14102020A.html参照)

上記についての詳細は、在マレーシア日本国大使館のページをご確認ください。