マレーシア教育移住1年3ヶ月ー英語力ゼロでインター校へ(娘編)

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さて「DIYバイリンガル教育」途中経過、①息子編に続き、今度はインターに通う②娘編です。

*あくまで我が家のケースです!参考までに!

ペナンでどんな教育を受けさせるか、また娘の状況に合った学校をどう選ぶべきか?
「インター」or「日本人学校」双方のメリットデメリットについて、こちらの過去記事のように数年先まで考えた結果、インターを選んだMango家。

現在ペナンにあるインターナショナルスクールは全部で8校。
娘が通うのはアジア人の比率が高い、いわゆる「ローカルインター」です。
編入当時、全校(幼稚園〜高校)の中で日本人生徒は5人だけ。
あとは韓国・タイ・中東などからの留学生、中華系・インド系のマレーシア人、欧米人少々、という比率でした。(現在は日本人比率がぐーんと上がっています!特に低学年)
息子と比べると「勉強する」ことが可能な年齢だったので、娘の方は習得が早かったです。本人の努力に加えて「インターに編入する理由と目標を本人が自覚」していた事も大きかったと思います。

 
*編入当初10歳だった娘、日本では塾や勉強系の習い事は一切しておらず中学受験も予定無し、ひたすらチアリーディングに打ち込む体育会系女子でありました。

【スタート時】編入当初の英語力はほぼゼロ

移住半年前にKLで購入したWorkBook(ドリル)でコツコツ勉強していたものの、入学テストでは全くその成果は発揮出来ず、3学年落としてのスタート。他の生徒が科学・マンダリン(中国語)などを学ぶ授業枠をESLに充てて英語力をキャッチアップし、平日は自宅で毎日2時間WorkBookの勉強を続けました。

【2〜3ヶ月】教師の指示が大まかに聞き取れるように

但し自分の意思を伝える英語力はまだ無し。学校帰りや休日、家にお友達が遊びに来るようになり、遊びの中で会話を学び出したのもこの頃。会話力UPの為にも友達を積極的に招くようにしました。

【4ヶ月】授業内容がおおまかに理解可能に

同時期に編入した日本人生徒が帰国し、完全に英語だけの学校生活になった事で英語力が急激にUP。それに伴い、親の宿題ヘルプも少しずつ減らしていった頃。ただ、初めての成績表は当然ながらグダグダの結果...留学生だからと言って甘い評価は一切無し、担任との面談ではシビアに「もっと英語力を付けないと学年のアップグレードは出来ない」と厳しい指摘もありました。

【5ヶ月】自分の意思を英語で伝えられるように

友達と喧嘩も出来るレベルになるも、まだ文法は不完全。下校後の自宅学習 → 外部講師のTution(補習)に切り替え。週3回、中華系マレーシア人教師に宿題・エッセイ指導などを受ける(現在も継続中)。

【6ヶ月】学校外での補習成果が実り、進級テストに合格

1つ上の学年へ飛び級するも、まだ本来より2学年落とした状態。編入時に受講していたESLを終えて、外国語教科マンダリン(北京語)の受講を開始。

【7〜9ヶ月】授業内容をほぼ全て理解できるようになる

学年が上がり、使用する英語の内容も少しレベルアップ。クラスメイトの年齢が近くなり、友達とのコミュニケーションがスムーズになって、学校生活が楽しくなってきた頃。

【10〜12ヶ月】正しい文法での会話・エッセイ作りがヘルプ無しでほぼ可能に

3段階あるマンダリン授業のクラスが1つレベルアップするも、中国語での会話はまだまだ未完成。

【15ヶ月現在】実年齢の学年まであと1つ

進級テストの結果次第ですが、9月からの新年度で更にもう1つ上のYear6へ飛び級予定。実年齢のYear7より1学年落とした状態まで追いつく事になります。

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この1年3ヶ月、娘はよく頑張ってきたなぁと思います。
目標という名のエサをまきながら(詳しくはこちら!)なんとかモチベーションを維持してきました。振り返ると「学校外でどれだけ補習したか」がポイントでした。学校内の勉強のみでは「授業へ完全についていけるだけの英語力習得」までは相当時間が掛かると思います。

また初期の頃には日本語で解説したり、地道に続けたWorkBook+Tuitionも一定の効果が見られました。もしインター入学に備えて英語の勉強をするなら、英会話を習うより「読み書きの勉強」が重要です。究極、喋れなくても読み書きが出来ればなんとか授業についていけるし、会話は後からついてきますので。

↓現在Tutionで使用しているWorkBook。補習でも宿題が出るので必然的に毎日勉強。
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以下、おそらく皆さんが気になるであろうポイントをあげますね。

◆英語の発音に関して
娘の学校はローカルの教師が多いため、使用する英語もマレーシア訛りがあります。
欧米の綺麗な発音に近づけたい!って親御さんも多いですが、個人的にはあまり気にしてません。
むしろこれからの時代、いろんな国のいろんな英語を知っているが有利じゃないか?と思っています。英米系は標準語、その他いろんな方言がある、と捉えて娘には伝えています。

◆ダウングレード?インターの学年って?
ブリティッシュ系のインターでは日本の学年より1〜2学年上(誕生月による)のクラスになります。当初は学校の方針で「学年を下げて編入(ダウングレード)」し、少しずつ飛び級してきました。同じクラスでも年齢差が3〜4歳あったりしますが、こちらの子は全く気にしない様子。
ただ使用する英語はその年齢なりなので、やはり年齢に合った学年を目指す事は必要かと。
(英語力が無ければ入学不可・ダウングレードでの入学も不可という学校もあります)

◆授業内容について
娘の学校では、日本で通っていた公立小学校と比較すると先取り(下の学年)で学ぶ内容が多く見られました。計算の仕方など「答えまでの導き方」も日本式とは若干違う場合もありました。
また娘の学校では期末テストが必ず行われ、成績表も各教科毎に細かく評価されるのですが、中にはテストも成績表も無い学校も。カリキュラムによっても勉強方法は異なるようです。

◆マンダリン(北京語)に関して
日本の小学校で4年生まで学んだ娘は「日本語や漢字の基礎」が固まっていた為、マンダリンの筆記には大変有利だったようです。読み方が違っても意味は同じだったりするので。ただ、発音も複雑で未だ会話出来るレベルには至っておらず、伸ばし方を研究中です。(学校によって外国語科目は異なります)
↓前学期のマンダリンWorkBook、漢字と同じように見えて少しずつ違いますねー
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◆学校や友達とのコミュニケーションは密に!
娘の場合すぐに学校に馴染んでくれたので、息子ほどのメンタル的なサポートは不要でしたが、
疑問があれば担任教師や校長にメールしたり、直接学校へ出向いたりのフォローはまめにしてました。先生やお友達に伝える英文も、前日に一緒に考えて練習したり。そのうち必要なくなって、今では完全に娘に追い抜かれましたが...(苦笑)
こちらではお泊まり会も頻繁で、我が家も週末はほぼ毎週誰かが来ている状態。賑やかです♪外国人の友人ママとも仲良くなって、いろんな情報をもらいましたよ!

◆日本人間でのトラブル
実は編入したばかりの頃、先に入学していた日本人男子生徒からクレームを受けたことがあります。どうも教師がその子に通訳をさせていたらしく、「オレ通訳したくない!疲れる!」って。英語でそのまま理解している事を日本語に変換するのってすごく疲れるから、その子の気持ちはよーくわかります...自分の子どもの事だけで頭が一杯で、他の生徒に通訳させていたなんて想像もつかなかった事を深く反省。その子には

「ごめんね、先生にお願いしておくね。教えてくれてありがとう。」

と伝え、学校側にもすぐに通訳をストップしてもらいました。その方が娘の為でもあるし。もちろん困った時はお互い様なんですが、あまりに頻繁だと子どもにも負担が掛かって辛いんだな、と悟った次第です。

今は逆の立場になった娘、もちろん困っているお友達のフォローは自らするそうですが、
無理せず「自分が負担に感じる場合は断っても良いよ」と伝えています。この「通訳やお世話を他の日本人にさせる事によるトラブル」は他校も同様に起こっているので、これから編入される方は頭の片隅において頂ければと思います。

◆今後のプランについて
とりあえずYear6(小学校)終了までは今のインターでもう少し英語力を固め、その後は別のインターに移るか、中華学校に転校という進路も考え中です。(インター校→中華学校は韓国人留学生が取り入れているパターン)

中華学校については、また改めて書きますね。
DIYバイリンガル教育、まだまだこれからです。私ももっと英語力あげていこうと思います!

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