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新型コロナウイルスで留学できないかも?! インターの先生になったつもりで子どものやる気を加速させる「1%ルール」

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こんにちは。ベトナム在住、心理カウンセラーのエイミーです。

新型コロナウイルスの感染者数が各国で増え続ける中、日本が感染発生国とされて入国できない、もしくは入国後14日間は自己隔離などの措置をとるところが出てきていますね。

お子さんが海外へ短期留学・インター入学など控えているのに、日本を出発できるのか不安になっている方もおられると思います。こんなとき、親御さんがお子さんにできるコトをお伝えしますね。

目次1:新型コロナウイルスで留学させてあげられるか不安になっている方へ
目次2:親元にいる今だからこそ子どもにしてあげられることは?
目次3:肯定的な声かけを1%ですると子どもの頑張りが加速します

目次1:新型コロナウイルスで留学させてあげられるか不安になっている方へ

この春休みに海外留学・語学留学を予定されている方は、不安な気持ちでヤキモキされていることでしょう。

今まで準備や英語の勉強を一生懸命してきて、あともう少しでこの事態。海外に行けないかもしれないと思うと、希望を失い、怒りすら感じたり。

世界に羽ばたこうとするお子さんに待ったがかかっている今、子どものやる気アップにご両親ができる、インターの先生流肯定的な関わり方「1%ルール」をお伝えします。

目次2:親元にいる今だからこそ子どもにしてあげられることは?

海外に行けるか不確定、行けたとしても留学先で感染するのではないか、嫌な思いはしないかな、と心配事はアレコレでてきますよね。

心配になると、先手を打って「〇〇しなさい」「〇〇は大丈夫?」「ちゃんとやってるの?」など、確認や指示が多くなってきませんか? 
 
話かけても子どもといえば、上の空だったり、聞き流したりして・・・

「聞いてるの?」と注意すると「うるさいな、わかってるよ」と言いだし、ますます心配になり、口うるさくなっていくというサイクルになると思うんです。

このサイクルになっている大きな理由を考えたことはありますか?

それは子どもの「できていないところに目が向いている」から。

「できていないのだから、できるように言うのが当たり前でしょ?」と思うかもしれませんが実は逆効果。

子どもは否定的な注目をされ続けると、「どうせワタシはできない」と自信をなくしたり、ひねくれたり、反発するという行動が起きてきます。

反発しなくても「間違わないように、何か言われないように」と親の目を気にしたり、親からの指示待ち状態で、自立のチャンスを逃しているかもしれません。

「どうせできない」と指示を待つよりも「やってみたらできるかもしれない」というチカラをもって、どんどん新しい世界を切り開いて欲しいですよね。

では、子どもがどんどん挑戦して、経験を積めるようにするにはどうしたらいいか、具体的にお伝えします。

目次3:肯定的な声かけを1%ですると子どもの頑張りが加速します

前回こちらのコラム「ほめられ上手にほめ上手、どちらもメリットはたくさん!いま直ぐできる2つのこと」で、肯定的な注目をすることで子どもの自己肯定感や自信が伸びていくお話をしました。

このコラムを読んだ方から「肯定的な声かけをしているよ!」というお声を頂き嬉しく思っています。

この声かけをもっと有効活用できるのが、インターナショナルスクールの先生たちもやっている子どものやる気を加速させていく「1%ルール」

1%ルールは、目の前にいる人ができているところ、やり終えているところに注目して、やる気を加速させる声かけです。

肯定的な声かけを100%できたときにするのではなく、1%や10%の段階で声をかけ、脳の中に「これでいいんだ」「できている」とはげますことで、頑張り、やる気が加速しやすくなります。

ちょっとここで練習してみましょう。

子どもが勉強をしているシーンを想定しますね。
やっと取り掛かったと思いきや、3問目で手が止まりぼーっとしています。

こんなときどう声かけをしますか?

「集中してやっちゃいなさい」
「まだ問題残っているよ」
「3問しかやれてないよ」
「ほらがんばって」

こんな風に声をかけていたと思うのですが、

では1%で肯定的な声かけをした場合、どんな風に言えるでしょうか?

「問題を机の上に出したんだね」
「3問解いたんだね」
「〇〇っていう問題をやっているんだね」
「何かわからないところが出てきた?」
「問題を一緒に読もうか?」
「4問目は何て書いてあるのかな?」

やり終えるまで待たずに、「これでいいんだよ」と声かけするのが1%ルールです。

わが子が行っているインターナショナルスクールの先生方も、ササッと子どもたちに声かけして子どものいい行動を加速させているなぁと感じます。

この春の海外留学はできなくても、今はお父さんお母さんがインターナショナルスクールの先生になったつもりで、お子さんの頑張るチカラを加速させてあげる、肯定的な声かけをしてみてください。

数か月後の子どもの未来のために、未知の世界に飛び込む力、海外で羽ばたく力を、新型コロナウイルスに負けずにしっかりと育んであげてくださいね!


吉田エイミー
心理カウンセラー。東京都出身、海外生活17年目。
洗足学園短期大学英文科卒業、アメリカボストン・レスリー大学卒業、アメリカボストン・ノースイースタン大学カウンセリング心理学修士過程修了。

アメリカでは心理カウンセラー、スクールカウンセラー、日本人留学生アドバイザーとして活動。帰国後は私立大学の学生相談員、日本へ赴任する外国人駐在員ファミリーのサポート業務に従事。マレーシア・クアラルンプール在住時は、教育移住・留学相談、学校見学アレンジ等を行った経験も有り。人種を問わず多くの方から「海外子育ての自信がついた」「可能性が広がった」といった声が寄せられている。