マレーシアから世界とつながる

ローカル保育園の学習内容

年始から保育園で本格的な「勉強」が始まった5歳の息子ですが、
先日、前期の教材などをどっさり持ち帰ってきました。
「前期」= 1月〜6月末で、とっくに後期が始まってるんですけどね! (この辺がマレーシア^^;)
*ペナンの保育園基本情報はこちら、息子のこれまでの園生活はこちらこちらでご覧頂けます!
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上段=道徳教育・中国語、中段=算数・科学、下段=フォニックス・English
それぞれ、リーディングとアクティビティブックが1册ずつあり、全部で12冊!
ここはローカル園の中でも勉強が緩やかな方なのですが、それでも予想以上のテキスト量にビックリ…
(この他にも、プリント教材、アート作品などもありました)
中身はそれぞれこんな感じです↓
【道徳教育】
年長者をリスペクトしたり、お部屋は綺麗に保ちましょう、とか…
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お友達とシェアすること、学校生活のルール、など。この辺は世界共通ですね^^
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【数学】
日本では低学年のウチは「算数」なので、科目名だけでなんだか難しそうに感じる(笑)
数字を書く・数えるという基本に加え、簡単な足し算も学び始めています。
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*マレーシアでは就学前に足し算引き算や簡単な掛け算までマスター。この点は日本と大きく異なります。
【科学】
「匂い」と「臭い」(笑)ちなみに先生が引いた赤字の斜線 / は「正解」の意味!
日本の◎とは違うので、こちらに来た当初はどれも間違ってるのかと思って戸惑いました!(インターでも同様です)
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こちらは味覚について。酸っぱい・しょっぱい・甘いの違いなど。
未就学児がサイエンス?!と最初は驚きましたが、これも年齢にあった身近な内容にホッとしました^^
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【Phonics・English】
イラストを交えて、幼児にも分かりやすく。
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こちらはスペリング練習ノート
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【中国語(マンダリン)】
家族の呼び名など、生活の中の身近な言葉から学んでいきます。
(11歳娘によると、日本の漢字と同様に画数や書き順も決まっているとの事)
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5歳でこんなに難しい字を学ぶなんて…と驚きましたが、
よく考えたら中国語には平仮名もカタカナも無く、いきなり漢字で学び始めるのが当たり前。
↓そしてこの難しそうな字も「お兄さん」「お姉さん」というごく身近な言葉なんですよね。
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これはスペリングのノートですが…
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これを見た時は、なんだか思わず涙が溢れちゃって…(T T)
まだ鉛筆を持ち始めたばかりの5歳児、ヨロヨロとおぼつかない字ですが…頑張ったんだなぁと。
正直、就学前にここまで勉強をさせること、日本人には賛否両論あるかと思います。
でも我が家はこれを踏まえた上で、マレーシアへの教育移住を決めました。
郷に入っては郷に従え…でローカル園に入園させたので、想定範囲内!(泣いてる場合じゃないw)
そして意外にも息子は楽しんでいて、気が向いた時は家でも勉強しています。
きっと保育園では楽しみながら上手に勉強を進めてくれてるんでしょうね。
家庭的で親身になってくれる先生方にも、大変満足しています。
ただ「もう少し園庭が広ければ」とか「もう少しアート&クラフトの時間が多かったら」など、
いろいろ思う所はあるのですが…^^;
欲を言えばキリが無いし、足りない部分は休日に家庭で補う事にしています。
個人的な考えですが、必ずしも 設備の良さ=良い学校 とは限らず、
逆に「限られた環境の中でこそ、自身で創意工夫する力が生まれる」のではないか?
と思っています。あまりに恵まれ過ぎてると、いろんな感覚が衰える気がしちゃうんです。
どこにも完璧な学校など無いでしょうしね。
そしてどの国でも、どんな学校に通っていても、結局は
「親の生き方や考え方」が一番影響大なのでは?と思います。(責任重大!)
限られた予算でも工夫すれば世界を旅出来るし、ブランド物でなくてもオシャレは楽しめる!
…と、行き着く所全てが「バックパッカー的DIY思考」なMangoなので、
有り余る程の資産をお持ちの方には全く参考にならないブログですー(笑)
教育方針も各ご家庭でそれぞれ。こんな考え方もあるのね〜と、捉えて頂ければ^^
来週からは娘のインターも新年度が始まります。
Promotion Test(飛び級テスト)にも無事合格し、9月からはYear6でのスタートです。
また親子共々頑張ってまいります!(お弁当作りも再開^^;)