対等である、ということ

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昨日の衆議院議員選挙の結果を受けて。
複雑な思いを抱えていらっしゃる方も多いと思います。そして、海外移住を検討する方の勢いが更に加速するのを、強く感じています。
日本を出て、これから海外で暮らそうと考えている方へ。
私が常に大切だと感じている「対等である」ということについて、少し書いてみます。
旅行など、海外でのトラブルで多いのは「ぼったくられた」「だまされた」という類い。
小さなところでは、相場の何倍もの値段でお土産を買わされてしまった、とか、
悪質な犯罪レベルでは、親しくなった現地の人の自宅に招かれ、賭博などで多額の現金を巻き上げられた、とか。(20代の頃から1人で海外を旅してきましたが、幸いにも未だ ”小さなトラブル” 程度の経験しかありません^^;)
移住の際にも似た様な話しはあって。代表的なのが、移住・不動産エージェントの料金が高過ぎる、ぼったくられてる、だまされてる?というもの。
残念ですがその様なところもあるかもしれません。
でも、ちょっと待って。それは違うんじゃない?という事例があるのも、事実なのです。
私も移住時には一部分エージェントを利用しました。その経験から、少しお話させて頂きますね。
<移住エージェントを利用する?>
学校関係+不動産手配などのパッケージ料金が殆どですが、交渉して必要最小限に留めることも可能。私は利用していませんが、アフターフォローもあり、基本は移住後3ヶ月間、学校関係・買物案内・口座開設・その他生活面全般のフォローで幾ら、という形式。不動産エージェントがサポートしてくれる場合もあります。
エージェントは、現地の人にしか出来ない事、又は自分でも出来るけれど時間が掛かる事、を代行してもらう機関です。当然ですが料金が発生します。依頼者が現地の言語を喋れなければ、日本語の通訳料もそこに入って来ます。
<日本人相手は高過ぎる?>
日本語通訳料が含まれているのですから、ローカルエージェントより高額なのはある意味仕方が無い事です。もし金額に納得が行かなければ、断って他を探すか自分でやれば良い。若しくは、自分で出来ない事は「お金で手間と時間を買う」と割り切ること。
<在住支援者を頼る?>
各国の支援者は、エージェントに関わる部分を何とか節約させてあげたい、と試行錯誤しています。ただ、移住希望者と支援者、それぞれの価値観の違いで行き違いが生じる場合も。私も過去に経験しましたが、非常に難しい問題です。
<エージェントとの上手な付き合い方>
自分である程度調査していれば、必要な事と不要な事の区別も自然とつきます。全て言いなりにならず「ここは自分でやるけどこれはお願いしたい」と交渉する事も大切です。その調査と交渉が出来ないのなら、お金を払って全てお任せにする他は無いということ。業者も様々なので見極めて、必ず数社で相見積りを取りましょう。交渉次第で節約は可能ですが、本来移住にはお金が掛かるもの、日本以外の国ではサービスはお金で買う、というのが基本なのです。
 
......と、前置きがとっても長くなってしまったのですが。
恐らく、移住する際に「全てを誰にも頼らず1人でこなす」という方は居ないと思います。
エージェント、支援者、友人、誰かのサポート無しに、海外移住は不可能です。
誰にお願いするとしても、大切なのは自分と相手が「対等であること」だと私は考えます。
エージェントは代金を受け取る=依頼者はサポートを受ける=これで50:50。代金を支払う客側が偉いわけでは無いし、現地情報に詳しいエージェントが上ということでもありません。お互い納得した上の契約であれば、どちらも対等の立場なはず。もちろん規約違反があれば正当に訴えて。
支援者や友人の場合は、お互いの配慮が大切。バランスを保てれば対等な関係も築けるかもしれませんが、どちらか一方に負担が掛かる関係は長続きしない。これは、移住後の生活にも当てはまることです。
また、厳しい事を言う様ですが、海外では全てが自己責任です。もし悪徳業者にひっかかってしまっても、それは見極めが出来なかった自分の責任、ということ。「被害者意識」を持ち続けては暮らしていけないと思います。
私自身も、ペナンに移住する際には様々な方に助けて頂きました。友人からの情報に、何よりも助けられました。なので私も正しい情報を必要な方へ届けたい、という思いで書いています。
海外移住を希望する全ての方が、最適な場所へと移るために。
「だまされた」「ぼったくられた」となる前に、
「対等であること」を少しでも考えて頂ければ、と願っています。

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